二次試験 当日 その3とうとう一番心配な質疑応答になりました。聞かれた質問を順不同に書き出してみたいと思います。 あなたは医師が不足しているといったが、その対策はどうすべきか。 -----政府は医学部の定員を増やすことを決めている(2日ほど前の新聞に出ていたので) 高齢者の医療費の負担を減らすために、どこからお金を出すべきか。 -----(正直、これしか浮かばなかったので)税金からです。 どんな税金からか -----(しばしつまる)消費税、会社からの税金(法人税)など、よくわかりません。 (わからないときは素直にわからないといって次の質問を待ったほうがいいとあったので) 消費税からとすると、何パーセントが妥当か。 -----私の住んでいたアメリカでは7パーセントだったので、そのくらいであれば大丈夫だと思います。10%以上では収入の少ない人々、年金生活者などの負担が大きい。 (この答えについては、すぐに、税金を払える限度額というよりは医療費の不足分を補う費用として何パーセントが必要なのか聞いていたのかな、と思いましたが時すでに遅し) 他にももう一つくらい質問が出たと思いますが、本当にいっぱいいっぱいだったので、思い出せません・・・。 新しい研修医制度のために都市部の大病院に研修医が集まり、地方の病院が医師不足になっていることも言ったと思うのですが、どこで言ったのか・・・忘れました。 最後の質問の答えの途中でタイマーが鳴り、助かった~と思いました。 質疑応答の時間は決まっているので、質問の答えをもっと長くすれば質問は少なくて済んだと思います。でも知識の豊富ではない私には、飛んでくる質問をかわすのに精一杯。 緊張というものは恐ろしいもので、年金(pension)という単語でさえ度忘れしてしまい、How can I say? とおろおろする場面もありました。ようやく思い出して、人差し指を立てて、"pension"といったとき、nativeのお姉さんがニッコリ。いい人だー。 そんなわけで私の二次試験は終わりました。 終わって面接室を出ると、何だか楽しい気持ちになりました。 久しぶりに英語を喋ったなー、という満足感。でもそれより、面接官の人が私の話を真剣に聞いてくれたことが嬉しかった。仕事なんだから当たり前、でしょうけど。 試験会場の建物の入り口に携帯電話の袋を回収する箱が置いてあり、そこで携帯を出して、主人に迎えを頼みました。 外に出るとギラギラする強い日差し。後で聞いたらその日は今年一番の暑さ! 会場の門を出ると、二次試験対策の専門学校のパンフレットを手配りしている人が。 そうか、落ちたらまた来るんだ。 一体私の面接はどのように評価されたのか?不安と満足感、不思議な気持ちでした。 to be continued (2008/8/30の日記より) |